二世帯住宅について
二世帯住宅というのは、幾ら親子と言えども、生活形態の家族が同じ建物に住むわけなので、マンションなどのように完全に他人という関係の様にはいきません。特に義両親との同居は、トラブルが予想されます。
２世帯で上下階分離とする場合は、ほとんどの場合が親世帯は１階、子世帯は上階という形がほとんどです。親世帯は就寝時間も早く、逆に子世帯は遅い時間まで活動していることが多く、子供がいる場合は走ったりするときの騒音もあります。お互いがお互いの生活形態をしっかりと把握しておくことで、建物計画を行う際に相手に対しての配慮がすることができます。
特に小さなお子さんがいる場合の、騒音対策が重要です。小さな子供に、走らない様に言っても無駄ですよね？
初めは我慢できても、毎日走り回る音を聞いていると、幾ら孫と言えども、不快に感じる様になってしまいます。少しでも、階下に音が響かない様に、フロアマットなどを引く、などのちょっとした騒音対策でも随分違ってきます。
少しでも走り回る音が響かないようにする心配りが大切です。
「渡る世間は鬼ばかり」の世界ではありませんが、どうしても嫁VS姑になってしまいがちなので、お互いの生活スタイルの違いを認めた上で、あまり干渉しすぎないようにしましょう。同居となると、それまでまで気にならなかったことが気になる様になってしまいますから。
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