二世帯住宅の注意点
二世帯住宅には設備に関して注意しなければならない点があります。
各世帯ごとに設備機器を取り付けることが出来る場合は2軒分の設備を取り付けるようにしますが、給水についての容量は必ず確認しておかなければいけません。
以前建物が建っていた敷地で、すでに給水管が引き込まれている場合、単純にその給水管が使えるというわけではないことをご存知でしょうか?
新居の建物内に設備機器をどの程度取り付けるか?を考えておかないと、給水管の引き込み径によってはシャワーの出が悪くなったりする事があります。その様な場合は引き込み径を大きくする必要があるために、公共給水管からの工事となると新たに申請する費用などが別にかかってしまいます。
電気やガス、水道などのメーターについては世帯ごとで分けることが可能か、きちんと確認しておくことが後々のトラブルを防ぎます。ですが、全ての設備を別にすると料金がかかりすぎてしまう事も事実なので、共同で使えるものは共同で使うのをお勧めします。
お互いにどうやったら生活し易いか?また、プライバシーがどうやったら守られるか?をじっくり考えて、最高の二世帯住宅にしましょう。
二世帯住宅には妥協は必ず必要です。しかし妥協しすぎると、逆に不便さを感じてしまうので、臨機応変に、何と何を別に設置し、何を共同で設置するかきちんと考えなければいけません。
素敵な二世帯住宅にするには綿密に計画を練ることが重要です。
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