耐震・免震・制震住宅の違い
耐震・免震・制震住宅の違い
★耐震住宅とは★
耐震住宅とは地震が発生した時に、地震の揺れに耐えることの出来る住宅のことです。
建物自体は地震に耐える事が出来ますが、家の内部の揺れは軽減されない為に、内部の家具等は固定器具で地震対策をしていなければ、大きな家具家電が倒れたり、破損したりと建物内部の被害は発生してしまいます。
不動産を購入する際に耐震性は重視した方がよいポイントです。
★免震住宅とは？★
免震住宅とは建物と基礎の間に免震装置を設置する事によって、大幅に地震の揺れを軽減させることが出来る住宅のことです。
この装置により建物破損及び内部家具の転倒を防ぐことができます。
大きな地震には免震装置が動作し威力を発揮しますが、中、小規模の地震には装置が動作しない場合があり、コスト面でも比較的高く、設置できる地盤にも制限があるのがデメリットです。
★制震住宅とは？★
制震住宅とは、免震住宅が建物に地震の揺れを伝えないというものに対し、壁などに設置された制震装置によって、地震の揺れを吸収する住宅のことです。
中、小規模の地震にも効果があり、設置する制限も免震住宅より広く、コスト面でも低くおさえることができます。
日本は地震の多い国で、特に関東地方は近い将来大きな地震が起こると言われ続けていますので、地震に強い住宅の方が安心して生活できることでしょう。
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